Q:息子がアクアリウム趣味にしており、私は限界です。どうすれば息子のアクアリウムを止めさせることができるでしょうか?

A:アクアリウム趣味は止めないでしょう。息子さんに対してどうすれば続けられるのかを話し合いましょう。

まず、何が貴方にとって限界なのかを明確にする必要があります。

前提としてですが、個人の自由は他者に迷惑をかけない範囲、また、社会性の範囲内では認められる必要があります。そのため、この情報からだと分からないのですが、息子さんが独立生計者で、自分の家でアクアリウムをしているのならば、相談者さんが息子さんのアクアリウム趣味を辞めさせるというのは変な話です。

ですので、アクアリウムの趣味に対して強制力を通せるとしたら、同居しており、かつ経済的にも独立していない場合でしょう。
そのため、何の、どういった点に対して限界なのかを明確にする必要があります。

身内にアクアリウムをしている人間がいるなんて耐えられない。という理由でしたら、それは無理筋です。あくまで、限界である点を明確にして、続けるならば独立しなさい。という流れがスジの通る話し合いです。

限界な所はどういったところでしょうか。ここに関しては生理的な理由のように好き嫌い、非合理な理由で全く問題ありません。生理的に非合理な理由であっても理由です。ただし、繰り返しですがスジは通す必要があります。具体的にはこちらも繰り返しですが、息子さんが独立するというカードを切ることです。

絶対にしてはならないのは、息子さんがいないときにアクアリムを捨てることです。これは他者の内面に強制力を働かすことであり、個人の自由の侵害しています。これをしてしまうと、万人の万人に対する闘争が始まります。仮にそれでアクアリウムを止めたとしても紛争の火種は永遠に残り続けます。

そうならないためには、まず、質問者さんにとって何が、どういった点が限界なのかを明確にして妥協点を見出すこと、それでもどうしても続けたいならば、息子さんが経済的/物理的に独立するというカードを切ること。のような段階を踏む必要があります。

独立した個人は、社会性の範囲の中では自由であること、また、個人の自由に対して強制力を持って働きかけると万人の万人に対する闘争が始まること、この2点の理解は非常に重要です。

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